ロシア最高裁、アゾフ連隊をテロリスト認定 いまだにアゾフ連隊をめぐる真実が報じられていない

2022.08.03

画像:Oleksandr Polonskyi / Shutterstock.com

《ニュース》

ロシアの最高裁判所は2日、ウクライナの準軍事組織「アゾフ連隊」をテロリスト集団に認定し、ロシア連邦領内での活動を禁止しました。ロイター通信やAFP通信などが報じています。

《詳細》

最高裁の判断により、ロシア軍に捕らえられたアゾフ連隊の隊員は、反テロ法の下で裁かれることになり、最長20年間拘束される可能性があります。

アゾフ連隊とは、ウクライナ東部ドンバス地方でロシア系住民などを迫害し、親ロシア派との戦闘を行ってきた極右の有志民兵組織「アゾフ大隊」をルーツとする部隊。2014年にウクライナ国家親衛隊に統合され、政府公認の部隊として格上げされました。

ロシアはアゾフについて、「ウクライナ東部で2014年以降、民間人の拷問や殺害に関与してきたネオナチ集団である」と主張してきました。プーチン露大統領は、2月に開始したウクライナへの特別軍事作戦を「ネオナチの手からロシア語話者を守る特別作戦」などと位置づけています。

一方のアゾフは米国務省に対し、ロシアをテロ国家に指定するように求めています。

《どう見るか》

続きは2ページ目へ(有料記事)


タグ: 拷問  ロシア  迫害  ネオナチ  テロリスト  極右  アゾフ連隊 

「自由・民主・信仰」のために活躍する世界の識者への取材や、YouTube番組「未来編集」の配信を通じ、「自由の創設」のための報道を行っていきたいと考えています。
「ザ・リバティWeb」協賛金のご案内

YouTubeチャンネル「未来編集」最新動画



記事ランキング

ランキング一覧はこちら