なぜ金正恩は"今"、新型ミサイルを撃ったのか? 守護霊が語るウクライナ情勢の裏側
2022.03.27
画像:Alexander Khitrov / Shutterstock.com
北朝鮮が25日、新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射し、北海道渡島半島沖の排他的経済水域(EEZ)に落下させた。
今年に入って15発目のミサイル発射だが、今回は最高高度が宇宙ステーションの15倍に相当する、約6000キロメートルにも及んだ。これは角度を変えれば、射程1万5000キロメートルに及ぶと推定される。アメリカ東海岸にも到達することになるため、「これまでとは次元の異なる深刻な脅威」(岸信夫防衛相)とされている。
性能が軍事学的に見て"一線を超えた"こともさることながら、今回、注目すべきはそのタイミングだ。世界の目はウクライナに集中しており、前日には同国のゼレンスキー大統領が日本の国会でビデオ演説をした矢先のことであった。この中で、ロシアとも遠からぬ関係と言われる北朝鮮がミサイル発射したことには、どのような意図があるのか。そして日本や世界にとって、何を意味するのか。
相手国の真意を探りつつ、国際情勢をさまざまな角度から考える「頭脳訓練」として、大川隆法・幸福の科学総裁は26日、金正恩・朝鮮労働党総書記の守護霊霊言を行った。
軍事の専門家から見て「ロシア軍は手加減している」
霊言の中では、金氏守護霊がミサイル発射の一背景となったウクライナ情勢について、客観的な分析を語るやり取りがあった。"さすが"は軍事に精通した先軍政治体制の指導者と言うべきか、それがある意味で興味深い。
例えば金氏守護霊から見れば、「プーチン大統領の誤算によってロシア軍は苦戦を強いられている」という西側メディア・政治家の見立ては間違っているという。
ロシアの動き方や戦力を見れば、1カ月もかけてキエフを落とせないことはとうていあり得ない。プーチン氏側が、相当の手加減をしていることに気づかなければならないという。その目的は、戦いの長期化によって自国軍の被害が拡大することを許容してでも、ウクライナの民間人が国外退去する時間を与えているというのだ。
金氏守護霊いわく、「私たちが韓国を攻めるんだって、1カ月戦って民間人が千人しか死なないなんて、こんなことあり得ませんので。都市ごと蒸発してますんで」。過激な例えだが、事実としては確かにそうだろう。
そして金氏守護霊は、この攻撃ペースでゼレンスキー氏が、プーチン氏が侵攻せざるを得なくなった原因を解消するべく腹をくくらなければ、ロシア軍の攻撃の「刺激」がさらに増すであろうことを示唆した(全世界的観点から見た侵攻の背景・見方については関連記事参照)。
ミサイル発射はロシアとの「共同行動」だった
そして今回のミサイル発射の意図である。金氏守護霊は、アメリカのバイデン政権や日本の岸田政権への意思表示の内容や、韓国での政権交代との関係などについてそれぞれ言及したが、中でも驚くべきは次の発言である。
「もう(ロシアとの)共同行動だよ。はっきり言えば」
金氏守護霊は、今回の狙いが北海道沖だったことについて、青森県の米軍三沢基地の存在や、日露間の北方領土問題を意識したものであったと語る。
さらに実験で示されたミサイルの性能により、ロシアのみならず、中国の意を受けた別動隊として自由に日米を威嚇できる立場を得たと認識していることを明かした。
そうした中、ほぼ丸腰の日本は事実上、死命を制されていると語る。
だとすれば西側のメディアや政治家が「プーチン憎し」でその主張を一顧だにせず、ロシアを追い込むことにより、北中露の利害を一致させ、団結させていることになる。本来、別の次元の話であったロシア・ウクライナ問題と、北朝鮮の世界への示威活動、そして中国の覇権問題が混然と絡み合い、複雑性と脅威を増している。
日本もかなり踏み込んでウクライナ支援に回っていることによる、反作用はかなり大きいことを認識しなければならない。同時に、安全保障体制を本気で見直さなければ、明日の命があるかどうか分からない時代に入っていると、心すべきだろう。
上記は霊言のごく一部であり、他にも以下のような論点が語られた。
- 金氏守護霊の認識として、今、欧米の人種差別の歴史、日本のマスコミ・政治の問題を滅ぼしていく“腐敗菌"の役割を果たしていると自覚する面がある!?
- 新型ミサイル滞空時間71分の意味とは?
- バイデン米大統領が掲げる「専制国家 対 民主主義国家」という標語の怖さ
- ロシアは生物・化学兵器を使うのか?
- 金氏はトランプ前米大統領が敗れたことが不快だった!?
- ロシア制裁はアメリカ経済にも跳ね返る
- ウクライナ軍のロシア人虐殺の危険性
- 検事総長出身の韓国新大統領の限界とは?
- 韓国にミサイルを撃つなら●月
- もし金氏がプーチン氏の立場なら?
- ロシア包囲網で中国が一人勝ちする!?
- ロシア、中国との今の関係はどうなっているのか?
- ミサイル発射の日本に対する最大のメッセージは?
- 今の米大統領がトランプ氏だったら!?
- 金氏が今の世界を「全体主義 対 全体主義の戦い」と語る真意は!?
- 金氏がソクラテス、プラトンに共感する点とは?
- 金氏守護霊はどのような霊存在なのか?
ここに紹介したのは霊言のごく一部です。
詳しくは幸福の科学の施設で、ぜひご覧ください(下記参照)。
・幸福の科学サービスセンター Tel:03-5793-1727
火~金/10:00~20:00 土日祝(月曜を除く)/10:00~18:00
・同グループサイトの支部や精舎へのアクセス
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2022年3月13日付本欄 1から分かるウクライナ情勢 バイデンの対露強硬路線はなぜ愚策なのか 【HSU河田成治氏寄稿】(前編)
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2022年3月21日付本欄 1から分かるウクライナ情勢 日本は対露制裁のリスクを考慮せよ 【HSU河田成治氏寄稿】(後編)
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2022年3月11日付本欄 ゼレンスキー大統領の守護霊がその本心を語る 日本はウクライナの中立化とロシアと良好な関係を築ける大統領の選出を勧めるべき
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2022年2月25日付本欄 プーチン大統領の守護霊が、ウクライナ攻撃の本音を語る 霊言「ウクライナ侵攻とプーチン大統領の本心」が開示
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