ベラルーシ・ウクライナ問題で深まる米ロ対立 対処すべきは中国であり、米ソ冷戦に逆戻りしてはならない
2021.11.24
《ニュース》
東欧のベラルーシの難民とウクライナの国境問題などをめぐり、米ロの対立が深まっています。
《詳細》
ウクライナのゼレンスキー政権は先月、同国東部の紛争地域にいる親ロシア派への攻撃にドローンを使用するなどし、これにロシアはウクライナとの国境沿いに、10万人近い軍隊を集結させて圧力を加えています。この動きに反発するアメリカなどは、「ウクライナ侵攻がいつ起きてもおかしくはない」と警戒。米軍がロシアを標的とする核攻撃の演習を行うなどして、ロシアをけん制しています。
また、ベラルーシの移民問題をめぐっても、ロシアとアメリカ・欧州連合(EU)との間で、緊張が高まっています。
欧州移住を目指す中東の難民がベラルーシに入国した後、EU加盟国であるポーランドの国境に殺到しています。きっかけは、EUが6月に行ったベラルーシへの制裁強化。この意趣返しとしてベラルーシは、旅行業者を使って移民希望者を集め、ポーランド国境付近に輸送したと見られています。この問題にも、ロシアが関与している疑いがあり、ベラルーシとともにロシアは非難を受けています。
《どう見るか》
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