米軍が撤退するアフガニスタンで、タリバンが国内の半分を支配 バイデン政権発足後、世界秩序がさらに不安定に

2021.07.23

《ニュース》

米軍が撤退を完了させるアフガニスタンで、反政府武装勢力タリバンが国内の半数の地区を支配していると、米軍の制服組トップ、ミリー統合参謀本部議長が21日の記者会見で明らかにしました。

《詳細》

ミリー氏によると、タリバンは、アフガニスタンにある約420の郡のうち、ほぼ半数を支配しているといいます。8月末までに完了する米軍の撤収で、後ろ盾を失うアフガニスタン政府に対し、タリバンの勢いが増しています。

バイデン大統領は4月、アフガニスタンでの米軍の作戦終了を宣言。アフガニスタン政府軍には十分な力が備わっていると強調していました。しかし、予想を超えるスピードで情勢が悪化していることから、アフガニスタン政府は半年から1年以内に崩壊する可能性が指摘され始めています。

《どう見るか》

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タグ: アフガニスタン  米軍  抑止力  タリバン  撤退  テロ  秩序  バイデン 

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