北京に新設された「中国共産党歴史展覧館」が公開 同党による独裁の正当化は長く続かない

2021.06.26

《ニュース》

中国当局は25日、北京に新設された「中国共産党歴史展覧館」をメディアに公開しました。

《詳細》

この展覧館は、中国共産党が7月1日に創立100年を迎えるのを前に、党の歴史を幅広く紹介するために新設されました。テーマは「初心を忘れず、使命を心に刻む」です。習近平総書記(国家主席)も18日、党最高指導部の全メンバーや政府幹部などとともに同館を視察しています。

展示は4つのパートに分かれており、1つ目は中国共産党の創設以降(1921年~)、2つ目は中華人民共和国の建国以降(49年~)、3つ目は改革・開放政策の開始以降(78年~)、4つ目は習近平政権の発足以降(2013年~)となっています。

中国国営メディアによると、展示の内容は習氏が指示したとのことです。4つ目のパートでは、新型コロナウィルス対応や宇宙開発など、習政権の業績が詳しく紹介されています。一方、1989年に人民解放軍が民主活動家らを武力弾圧した天安門事件については、写真が1枚掲示されただけでした。

《どう見るか》

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タグ: 信教の自由  言論弾圧  天安門事件  中国共産党歴史展覧館  洗脳  北京  習近平 

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