中国がアジア4外相と会談し、ミャンマー囲い込みに動く アジアの全体主義化を許してはいけない
2021.04.03
米ロサンゼルスの中国領事館前で、中国政府に対してミャンマー軍部への支援を止めるよう求める民主活動家たち。画像:Ringo Chiu / Shutterstock.com
《ニュース》
2月のクーデター以降、民間人の死者が増え続けるミャンマーを巡って、中国政府が米英の介入を排除しようと動いています。
《詳細》
中国国内では3月31日から4月2日にかけて、王毅(おうき)国務委員兼外相がシンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピンの外相と相次いで会談しました。
これら4カ国は、3月2日に開かれた東南アジア諸国連合(ASEAN)特別外相会議で、民間人を虐殺するミャンマー国軍を強く批判していた国ですが、王氏は各国外相と"話し合い"、ミャンマー情勢についてはASEANの枠組みで沈静化を目指し、他国による内政干渉を避ける方針を共有したとのことです。
《どう見るか》
「自由・民主・信仰」のために活躍する世界の識者への取材や、YouTube番組「未来編集」の配信を通じ、「自由の創設」のための報道を行っていきたいと考えています。
「ザ・リバティWeb」協賛金のご案内
YouTubeチャンネル「未来編集」最新動画