日本製鉄が茨城県の高炉一基の休止も検討 このままでは日本の鉄鋼業の火が消える
2021.02.19
《ニュース》
日本製鉄が、茨城県鹿嶋市の製鉄所の高炉一基を、数年以内に休止させる方向で検討していると、19日付各紙が報じました。
《詳細》
日本製鉄は、すでに2020年2月に広島県呉市の高炉を3基休止することを決めています。鉄鋼需要が減少し続けることを見越したものとみられ、鹿島地区の高炉2基のうち1基を停止することが検討されています。
鹿島地区では、自動車向けの薄板や、船舶・鋼管のための厚板を生産。国内で造船の受注が減少し、鋼管の需要も落ち込んでいるため、自動車用に生産能力を集中するとみられています。高炉が1基止まると、生産能力は1割減ることになります。
《どう見るか》
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