日本は「ウイグル族へのジェノサイド」を認めないと表明 外務省、官邸は恥ずかしくないのか!

2021.01.27

画像:Cap:Huseyin Aldemir / Shutterstock.com

《ニュース》

ウイグル族などに対する中国政府の政策について、アメリカの国務省がジェノサイド(集団虐殺)を犯したと認定したことを巡り、日本の外務省の担当者は26日の自民党外交部会で「日本として『ジェノサイド』とは認めていない」との認識を示しました。

《詳細》

出席した自民党議員から「日本の姿勢は弱い」などの指摘が相次ぎましたが、外務省側は「人権問題で後ろ向きという批判は当たらない。関係国と連携しながら対応していく」と発言しています。

アメリカではポンペオ米国務長官(当時)が、最後の執務日となった19日に、中国がジェノサイド(集団虐殺)を犯したと認定する声明を発表。中国政府はウイグル族などイスラム教徒の少数民族100万人以上に対して、強制収容などで自由を奪い、強制労働を科したり、信教の自由を制限したりしたと指摘しました。「ジェノサイド」という表現を使った理由として、「民族的、宗教的マイノリティーを強制的に同化させ、消滅させようとしている」と説明しました。

バイデン政権の新国務長官に指名されているアントニー・ブリンケン氏も、この認定に同意する旨を示していますが、日本政府は「人権状況について懸念をもって注視している」(加藤勝信官房長官)との表明にとどめています。

《どう見るか》

続きは2ページ目へ(有料記事)


タグ: 中国  天安門事件  人権弾圧  ウイグル  香港  外務省  弱腰外交  ジェノサイド  強制収容所 

「自由・民主・信仰」のために活躍する世界の識者への取材や、YouTube番組「未来編集」の配信を通じ、「自由の創設」のための報道を行っていきたいと考えています。
「ザ・リバティWeb」協賛金のご案内

YouTubeチャンネル「未来編集」最新動画



記事ランキング

ランキング一覧はこちら