ボストンのリンカン像を撤去 アメリカ建国の歴史は「圧政の歴史」だった!?

2020.12.30

画像:STUDIO MELANGE / Shutterstock.com

《ニュース》

アメリカのマサチューセッツ州ボストン市が、リンカン大統領と元奴隷の黒人男性をあしらった像を撤去したと各紙が伝えています。

《詳細》

撤去された像は、首都ワシントンDCのリンカンパークにある像の複製です。作者がボストン出身のため、ボストン市にも設置されています。

今年5月から6月にかけ、黒人差別反対運動が高まる中、「アメリカの奴隷制を終わらせたのが黒人の努力ではなく、リンカンの慈悲だけであったことを表す」として、像の撤去を求める抗議運動が続いていました。

アメリカでは今年に入り、「植民地主義や奴隷制度を容認した」として、アメリカ大陸を発見したクリストファー・コロンブスや、南北戦争時のリー将軍の司令官像を撤去。奴隷を所有していた初代大統領のジョージ・ワシントンや第3代大統領のトマス・ジェファーソンの像も倒されています。

《どう見るか》

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タグ: ネルソン・マンデラ  差別  植民地  撤去  リンカン像  黒人差別反対運動  奴隷制  アメリカ建国  ボストン市  平等   

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