職場の「嫉妬」、そして「呪い」から心身を護るために 『呪い返しの戦い方』発刊
2020.07.06
体調不良が続く。何をやっても上手くいかない。けがをしたり、事故に遭ったりする。
そんな時、ふと、「もしかして、誰かに恨まれているのかもしれない」と思ったことはないだろうか。
そうした際に、手引きとなるのが、このほど発刊された大川隆法・幸福の科学総裁の著書『呪い返しの戦い方』だ。
本書は、男女関係や夫婦間の呪い、病気や事故と呪いの関係、職場の人間関係など、現代人の生活の中で起こり得る「呪い」を、幅広くカバーしている。
大川総裁は本書の冒頭で、病気や体調には精神的なものが強く反映され、病気の約7割は霊的な影響を受けていると指摘。「本来は『人対人』の恨みや呪いなどを受けて身体に変調を起こしているのに、そういうことも信じなくなっているため、病院へ行くことになる場合も多い」とし、病院でも原因不明のケースが多い理由を説明した。
本書では「呪い」のメカニズムから対処法までを丁寧に解説。呪いの原点に、「嫉妬」や「被害者意識」があるとしている。確かに現代でも、SNSの世界や週刊誌、新聞、テレビなどには、嫉妬心や被害者意識などを煽るものが多い。
その意味では、「人を呪わず」「人から呪われない」ための対策が必要だろう。
職場で飛び交う「呪い」……!
本書では、職場での処遇や人事異動が呪いの発生原因になる例について、実際の霊現象を挙げながら紹介している。
大川総裁は、出世によって恨みの念波を受けないようにするアドバイスとして、「自分が出世すればするほど、自分に厳しくなるタイプ」になるため、立場に合わせて成長を続けることが大切であることを説く。
呪いがあまりに長引く場合、呪われ続ける側に「能力的に何か足りないものがあって、本人が気づいていない」、呪う側も「一定の何かの才能があるにもかかわらず、それよりもマイナスのところをみんなが評価し続けている」など、双方に根本的な問題があると指摘。「等身大の自分を知る」「自己客観視できる」ことの大切さを挙げた。
呪いの影響を受けないために
本書では「呪い返し」の方法として、「仕事を改善する」というように現実の問題を解決すること、そして宗教修行を重ねることが挙げられた。強力な悪霊や悪魔の影響がある場合は、神仏とつながり、プロの降魔師、エクソシストの力を借りながら戦う必要もあるという。
宗教修行の前提には、「等身大の自分を知る」ことが必要という。自分が今使っている権力や発言、他人に対する評価などが分相応かどうか、分かることにかかっている。「仕事能力」と「宗教修行」が密接に関係にあることが実感できるだろう。
【関連書籍】
『「呪い返し」の戦い方』
幸福の科学出版 大川隆法著
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