【都知事選】「小池知事は倒産・失業ラッシュを食い止められるか」 幸福実現党・七海ひろこ氏が事務所開き
2020.06.10
6月18日告示・7月5日投開票が行われる東京都知事選に、幸福実現党から立候補を予定する、七海ひろこ広報本部長兼財務局長の事務所開きが今月9日、東京都内で行われた。
小池百合子都知事の強い休業・外出自粛要請により、経済へのダメージが広がっている。七海氏は「東京発・小池都知事不況」と批判し、経済活動の早期正常化を訴えてきた。
同氏は支援者を前に、これから深刻化すると見られる不況への対策と、選挙への意気込みについてこう語った。
「(感染拡大防止)協力金が都知事選の間に、100%近く届くことはもうないと思います。都知事選が終わった後に、倒産件数が一気に増える。じゃあ、これに小池都知事はどう対応されるのか、そのビジョンがあるのか。私には到底そのようには見えません。
これからの4年間で何をしなければならないのかと言ったら、倒産・失業ラッシュになってしまうこの東京都で、どうやって失業を食い止めるか、倒産を食い止めるか。倒産した方々が次の会社をつくっていくにはどうするのか、ということです。
そして、東京都は来年度の法人税収が見込めない状況になっています。となった時に、石原都政以上の財政再建が求められることになると思います。経営の大ナタを振るう必要性が来年以降、出てまいります。『その仕事、果たしてお前にできるのか』と言われるところであるかと思いますが、この4年間の小池百合子都知事を拝見して、小池さんよりはできると感じています」
東京都の姉妹都市・北京との関係を見直し
また、都知事選に向けて七海氏は、アジア最大の民主主義都市・東京が、「自由・民主・信仰」という普遍的な価値観を世界に発信するという独自の政策も掲げている。「香港国家安全法」により、香港の民主主義が揺らぐ中、東京都は姉妹都市である北京市との関係を見直すべきと主張している。
具体的には、「中国が共産党一党独裁体制を続ける場合、北京市との関係を白紙にする」「台湾・台北市との姉妹都市を締結する」「香港の民主活動家を名誉都民に顕彰する」ことなどを提言している。
「不可能を可能にする選挙にしたい」と勝利を誓う七海氏。同氏の今後の活躍に期待したい。
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2020年4月号 対談 七海 ひろこ × 江口 克彦 - 政治にも「経営力」を 松下幸之助流・日本繁栄の鍵
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