マンガ「100日後に死ぬワニ」人気から、「死」について考える
2020.03.31
写真:nopporn / Shutterstock.com
《本記事のポイント》
- マンガ「100日後に死ぬワニ」は、「死は突然訪れる」ことを考えさせる
- 突然死んだ場合、自分の死を自覚できないことが多い
- いつ死んでも困らないように、宗教の教えがある
マンガ家のきくちゆうきさんが毎日、自身のツイッター上に投稿してきた四コママンガ「100日後に死ぬワニ」は3月20日、主人公の死をもって終わりを迎えました。
マンガの主人公は、一匹のオスのワニ。ワニながら、人のようにズボンを履き、会話や仕事をし、仲間たちとともに何気ない日常を送っていました。特徴的なのは、全ての4コマ目の最後に、「死まであと〇日」と死を迎える日までのカウントダウンがなされていたこと。
「100日後に死を迎えるまでの日常を毎日見守る」という新しいスタイルのマンガは、インターネットを中心に大きな話題になりました。
きくちさんはORICON NEWSの取材で、このマンガに込めた思いについてこう語っていました。
「『いつか死ぬ』生きているということはいつか死ぬということ。自分の『終わり』や周りの人の『終わり』それを意識すると、行動や生き方がより良い方向にいくのではないか。ワニを通してそれらを考えるきっかけにでもなればいいなと思っています」
このマンガは、「死はある日、突然にやってくる」ということを考えさせてくれます。
「自由・民主・信仰」のために活躍する世界の識者への取材や、YouTube番組「未来編集」の配信を通じ、「自由の創設」のための報道を行っていきたいと考えています。
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