ウイグル弾圧に声を上げるイスラム教徒 「神を信じる国」と「信じない国」との戦い
2020.01.06
新疆ウイグル自治区カシュガル地区。国民休日の日に、中国の国旗が掲げられている様子。写真:Chris Redan / Shutterstock.com。
《本記事のポイント》
- ウイグル弾圧に声を上げるイスラム教徒が現れている
- 中国の戦略は、投資や石油購入によって、イスラム教国を懐柔すること
- 今起きているのは、神を信じる国と信じない国との戦い
中国の新疆ウイグル自治区でイスラム教徒が中国当局による弾圧を受けていることに対し、他国のイスラム教徒が声を上げ始めています。
2019年12月下旬、トルコ・イスタンブールで、ウイグル弾圧に抗議するデモが行われ、1000人超が参加。参加者は東トルキスタンの旗を振り、「強制収容所を閉鎖しろ」と書かれたポスターを掲げ、中国国旗を燃やすなどしました。
同じく12月下旬、イスラム教徒が過半数を占めるインドネシアの首都ジャカルタでも、抗議デモが中国大使館前で行われ、数百人のイスラム教徒が参加しています。
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