大川総裁「『毛沢東の霊言』講義」で「アジアのリーダーとしての日本の使命」を語る
2019.02.12
会場に集まった約1700人の参加者は、熱心に講演に聞き入った。
大川隆法・幸福の科学総裁は11日、愛知県・名古屋正心館で、このほど発刊した『毛沢東の霊言』を参考テキストにした「『毛沢東の霊言』講義」を行った。
同著に収録されている「毛沢東の霊言」は、2018年11月に収録された。その中で、毛沢東の霊が「地球の悪魔の頂点」に立つ存在だという衝撃の事実が明らかになった。
大川総裁は冒頭で、「 この一冊が世界の命運を分けるか、少なくともアジアの命運を分けることになる可能性がございますから、この趣旨を理解していただいて、できるだけ多くの方々に知っていただきたい 」と、今回の講義の趣旨を説明した。
共産主義思想の問題点
大川総裁は、『共産党宣言』を著したマルクスなどに共通する、毛沢東の共産主義的な思想の問題点として、「 共産主義革命という目的があれば、その手段は暴力的なもので構わないと、暴力革命で構わないということを明確に肯定していることです 」と述べた。
マルクスは、「一部の裕福な階級が搾取しているために、他の人が貧しいのだ」と考え、富裕層から財産を奪い、貧しい人々にばらまくことで、平等な社会を実現できるという思想を説いた。
大川総裁は、こうしたマルクス思想を取り入れた毛沢東が、大資本家や富裕層を虐殺したり知識階級を弾圧したりして『毛沢東語録』だけを人民に学ばせ、独裁的に統治したことを痛烈に批判した。
また、共産主義の2つ目の問題点として、「努力の違いによって結果に差が生まれる」という「機会の平等」よりも、「努力してもしなくても結果は同じ」という「結果の平等」を目指していることも指摘した。
人権弾圧が台湾・香港に広がる恐れ
大川総裁はさらに、毛沢東が中華人民共和国を建国した後、ウイグル、チベット、内モンゴルなどの地域を侵略し、大量に虐殺したことに触れた。
中国は建国直後にチベットを侵攻し、100万人近くを虐殺したとされている。また、ウイグルでは現在、100万人以上が強制収容所で拷問を受けており、このままでは一気に粛清される恐れもあると警鐘を鳴らした。
無神論国家・中国で、信仰を持つ人々が弾圧されている実態については、「国民や人民が本当の意味で解放されて、自由・民主・信仰を持てる国にしていきたいと思っています」と述べた。
現在、台湾や香港を併合したいと目論む中国共産党の圧力が高まっている。大川総裁は、一度「自由・民主・信仰」を知った人々は、唯物論・無神論の中で一元管理される世界には簡単には入れないと指摘した。
毛沢東が霊言で、台湾について「一カ月もあれば取れる」と豪語していたことについて、大川総裁は「 日本独自のためだけでなくて、やはりアジアのリーダーとしての果たすべき使命は果たすべきだと思っています 」と述べ、講演を締めくくった。
今回の講演で、大川総裁は、以下のような論点にも言及した。
- 講演当日の朝、○○○の霊がやってきた
- 毛沢東の正体が今明かされた理由
- 戦後、マルクス主義を支持した日本の知識層
- 毛沢東の大躍進政策・文化大革命の過ち
- フランスの「自由・平等・博愛」の落とし穴
- 投票制民主主義の大切さ
- 中国の情報統制社会の危険性
- 共産主義の独裁者とトランプ米大統領の違い
- 中国の「一帯一路」政策の問題点
- 李登輝・台湾元総統から送られた親書
ここに紹介したのは法話のごく一部です。
詳しくは幸福の科学の施設で、ぜひご覧ください(下記参照)。
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