イギリスの気持ちが分かる――もし日本がアジア版EUに入ったら(前編)
2017.04.10
米大統領選のあった2016年は、「アメリカ動乱の年」でした。2017年は、「ヨーロッパ動乱の年」になりそうです。
イギリスは、欧州連合(EU)離脱に向けた手続きを本格的に始めました。フランスやドイツなどの主要国では、大きな選挙が立て続けに行われ、そこでは、「EU離脱」を求める右派政党が躍進すると言われています。
こうした動きを見て、日本のメディアは、「EU崩壊」「欧州分断」と言って騒ぎ立てるでしょう。
EUというと、「各国が手を携える」という、ポジティブなイメージがあります。しかし、「EUに加盟していると、生活において具体的にどんな困ったことがあるのか」は、意外と知られていません。
本記事では、実際にEUに起きていることをベースに、「もし日本がアジア版EUに入ったら」を想定してみます。イギリスがEU離脱をした気持ちが、よく分かるはずです。
「自由・民主・信仰」のために活躍する世界の識者への取材や、YouTube番組「未来編集」の配信を通じ、「自由の創設」のための報道を行っていきたいと考えています。
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