釈量子の志士奮迅 [特別編] - 私の人生は"政教分離"できない
2016.05.30
2016年7月号記事
特別編
釈量子の志士奮迅
幸福実現党党首
釈量子
(しゃく・りょうこ)1969年、東京都生まれ。國學院大學文学部史学科卒。大手企業勤務を経て、(宗)幸福の科学に入局。本誌編集部、常務理事などを歴任。2013年7月から幸福実現党党首。
釈量子のブログはこちらでご覧になれます。
私の人生は"政教分離"できない
なぜ宗教が政治に参加するのか―。
宗教心に目覚め、そのミッションとして政治改革に邁進する
釈量子・幸福実現党党首の半生から考える。
contents
「幸福実現党は、政教分離違反では?」
こう疑問を投げかけられる方には、次のようにお尋ねすることがあります。
「信仰を持った人たちは、政治参加の権利がないのですか?」
もしそうなら、それこそ憲法違反になってしまいます。
「政教分離」の正しい理解は、「政治から宗教を閉め出すこと」ではなく、「国家権力は、宗教に介入してはならない」ということ。これは政府の公式な解釈であり、戦前の日本で国家権力が多くの宗教を弾圧したことへの反省です。宗教を抑圧するのは本末転倒なのです。
さらに私は「宗教が政治に参加することが"許される"」のではなく、「宗教的精神こそ、政治に必要である」と考えています。
宗教から、政治の世界に歩を進めてきた私自身の半生から、その意味を考えてみます。
次ページからのポイント
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