釈量子の志士奮迅 [特別編] - ママの本能が日本を守る
2016.04.30
2月28日に渋谷で開催された「愛してるから、黙ってられない。 We Love 日本」デモ。
2016年6月号記事
釈量子の志士奮迅 特別編
幸福実現党 党首
釈 量子
(しゃく・りょうこ)1969年、東京都生まれ。國學院大學文学部史学科卒。大手企業勤務を経て、(宗)幸福の科学に入局。本誌編集部、常務理事などを歴任。2013年7月から幸福実現党党首。
釈量子のブログはこちらでご覧になれます。
contents
ママの本能が日本を守る
宗教政党がなぜ国防強化を訴えるのか。それは、愛する家族や友人、そして国家など「大切なものを守りたい」という、人間としての当たり前の心を大切にしているからです。
テレビでは、国防の強化に反対する若者やママたちの声ばかりが報じられていますが、「国を守ること」に反対している人が多いというのは真実ではないと思います。
私は中国に何度か訪れ、中国共産党政府に自由を奪われた人々の声を直接聞きました。その経験をお伝えすると、ママたちは「国防の強化は当たり前のことだ」とおっしゃいます。「愛する人を守りたい」という気持ちは、神仏の子としての人間の”本能”と言ってもいいかもしれません。
核装備を支持する若者たち
また先日、渋谷の街頭でアンケートを行いました。
若者を対象に「日本は抑止力のために核装備をすべきですか?」と尋ねたところ、7割近くが「はい」という結果でした。 マスコミで、SEALDsという学生の政治団体がもてはやされ、渋谷でもデモを行っていましたが、多くの若者はかなり冷静な目で現実を見ていたことが伺えます。
アジアは「戦争前夜」
日本を取り巻く環境は一昔前とは全く変わり、「アジアはもはや戦争前夜」です。
今年に入り北朝鮮は核実験を行い、毎月のようにミサイル発射実験を行うようになり、アメリカに核ミサイルが届く水準になるまで秒読みです。
中国が埋め立てた南シナ海の人工島には、あっという間にレーダー基地やミサイル発射基地が置かれ、戦闘機が配備されました。
つまり、未来を生きていかねばならない若者たちが不安に感じていることは、「核が落とされる、少なくとも核で恫喝されるときが近づいている」という現実の脅威です。
「本当に戦争をしたくない」からこそ、「そのためにはどうすべきか」をリアルに考えています。「核に対しては核でしか抑止できない」という国際政治の現実を見据えているのです。
選挙で国防から逃げる自民
自民党政府は北朝鮮のミサイル発射のたびに「毅然とした対応を」「断固とした措置を」と繰り返してはいますが、実際には何も有効な対抗策を打っていません。
選挙公約においても「中国の脅威から、北の核からどうやって日本を守るか」を明言しません。
また安倍首相は、憲法改正を訴えてはいるものの、「9条改正」とは言わず、「緊急事態条項」の加憲でごまかしています。これで「国民を改憲に慣れさせる」のが意図です。
大川隆法・幸福実現党総裁は著書『現代の正義論』のあとがきで、「 安倍政権としては(中略)金正恩体制とひともめして、二匹目のドジョウとしての朝鮮特需でも起こし、同時に、憲法改正にも弾みをつけたいところだろう 」とその本音を見透かしています。
こうしたごまかしを重ねたような国家経営は子供に見せたくない、卑怯な姿です。
女性のまっすぐな正義感で
今こそ女性たちは、子供の危険を察知したり、嘘やごまかしを見抜く「女のカン」を鋭く働かせる時です。
人間として何が正しいのか、筋を通す正義感は、組織のしがらみでがんじがらめの男性よりも、女性のほうがまっすぐで強いのではないでしょうか。
及び腰な政治家の姿勢に対して、「子供たちを守るために本音の議論をしなさい」と声を上げてほしいのです。
幸福実現党は「自衛のための核装備」「憲法9条の改正」「防衛予算の倍増」を、正々堂々と国民に訴えていきます。
幸福実現党の主な国防政策
自衛のための核装備を進める。
憲法9条を改正し、防衛軍を組織する。
防衛予算を倍増する。国防債を発行して民間から資金を集める。
「自由・民主・信仰」のために活躍する世界の識者への取材や、YouTube番組「未来編集」の配信を通じ、「自由の創設」のための報道を行っていきたいと考えています。
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