タグ「独裁」の記事一覧
2017.12.25
世界の人権問題News - 全米の中国民主活動家200人超が結集
芸術を通して中国民主化を目指す陳維明氏。制作した劉暁波像と。 2018年2月号記事 世界の人権問題 News 全米の中国民主活動家 200人超が結集 中国の民主化を熱く願う中国人がこんなにいたとは―。 米ロサンゼルスで12月上旬、全米の中国民主活動家が集まる...
2017.09.03
習近平が軍幹部3人を拘束 「個人崇拝」の確立に向けた布石
《本記事のポイント》 中国で軍幹部4人が失脚。習氏が「胡派」の排除を狙ったものとみられる。 党大会に向けて習氏は権力基盤を固めており、「党主席」の復活も目指している。 人間を「手段」と見る全体主義から、「目的」とする民主主義への転換が求められる。 中国の習近平・国家主席が独裁体制を強めている。中国...
2016.11.28
キューバのカストロ前議長死去 アジア情勢に変化をもたらすか
在りし日のカストロ前議長(1989年)。 長年、社会主義体制のキューバを率いてきたフィデル・カストロ前国家評議会議長が、90歳で死去した。 カストロ前議長は、アルゼンチン出身の革命家チェ・ゲバラらとともにゲリラ戦を展開し、1959年、親米的だった当時の政権を倒し、革命政府を樹立。その後、共産党を結党し、約半世紀にわたって、独裁的な国...
2016.11.14
「I voted for Trump(トランプに投票しました)」 ムスリム女性が支持した理由
lev radin / Shutterstock.com 米ワシントンポスト紙に興味深い投稿が載った。「私はムスリムで、女性で、移民です。トランプに投票しました」というタイトルで、トランプ氏へ投票した理由をつづっている (10日付電子版)。 投稿では、「オバマケアという美名の下、結局人々の生活は楽にならなかった」として、次のようにク...
2016.10.26
中国の「6中総会」 習主席の権力集中に向けた動き
中国共産党の重要会議である、第18期中央委員会第6回総会(6中総会)が北京で行われている。主な議題は、「党内規律の強化」。2017年秋に開かれる5年に1度の党大会に向けて、さらなる権力集中を目論む習近平・国家主席にとって、節目となるイベントだ。 習氏は、これまで「反腐敗キャンペーン」を行ってきたが、それは政敵をつぶすための権力闘争の「道具」...
2016.07.02
フィリピン新大統領、ドゥテルテ氏ってどんな人? 中国との外交は大丈夫?
フィリピンで6月30日、ロドリゴ・ドゥテルテ氏が新大統領に就任した。 ドゥテルテ氏は、フィリピン南部ダバオ市の市長を20年近く経験した。市長時代に、治安を回復させた実績から、犯罪撲滅などを断行する「強い指導者像」をアピールし、選挙を勝ち抜いた。その過激な発言から「フィリピンのトランプ」と呼ばれている。 この人物...
2016.05.28
オバマ大統領 広島へ歴史的な訪問 日米で中国・北朝鮮に「核を使わせない」ための協力を
Francesco Dazzi / Shutterstock.com オバマ米大統領は27日、現職のアメリカ大統領として初めて、被爆地・広島を訪問した。 安倍首相とともに、原爆慰霊碑に献花したオバマ大統領は、「罪のない人たちが犠牲になった世界大戦の歴史を真っ向から見据えなければいけない」として、「核のない世界を目指す」という趣旨のス...
2016.03.13
北京で全人代が開幕中 習近平氏への権力集中が進む中国
全人代の会場である人民大会堂。(画像はWikipediaより)。 中国では、3月5日~16日にかけて、全国人民代表大会(全人代)が開催されている。ここでの議論から、習近平国家主席への権力集中が進んでいることが伺える。 全人代は、中国の憲法には、「最高の国家権力機関」と定められており、日本の国会にあたるものだ。毎...
2015.11.29
「アフリカの北朝鮮」 難民はシリアばかりではない
ヨーロッパへ流入する難民の数は、衰える気配がない。ニュースでは、そのほとんどがシリアから逃れてきているかのように見えるが、そうではない。 国際移住機関(IOM)によると、2014年にヨーロッパにたどり着いた難民の数は約28万人。その内、難民の出身国別に見ると、シリア(28%)、エリトリア(12%)、アフガニスタン(7.9%)と続く。シリアと...
2015.11.05
日本が国連に提出した核廃絶決議案に中国が反対 抑止力としての核は必要だ
国連で軍縮・安全保障を扱う第一委員会は、日本が提出した核兵器廃絶決議案を156カ国の賛成多数で採択した。 だが、昨年まで共同提案国だったアメリカ、イギリスに加え、昨年は賛成したフランスなどが一転して棄権した。また、核保有国である中国・北朝鮮・ロシアの3カ国は決議案に反対した。 今回日本が主...