カテゴリ「世界:北米」の記事一覧
2016.10.11
【米大統領選】第2回TV討論 トランプvs.クリントン・司会者連合の構図 だが変化も
Nicoleta Ionescu / Shutterstock.com 「1対3ではないか」――。共和党候補のドナルド・トランプ氏は、そう不満を口にした。 アメリカ大統領選の候補者による第2回のテレビ討論会が9日(日本時間10日)、ミズーリ州セントルイスで行われた。 冒頭の言葉がトランプ氏の口から出たの...
2016.10.01
アメリカ下院が北の拉致調査を決議 日米連携で被害者の奪還を
北朝鮮と韓国の軍事境界線(38度線)上にある、板門店共同警備区域。写真奥が、北朝鮮側。 アメリカ下院本会議が9月28日、2004年に中国で行方不明になったアメリカ人男性が北朝鮮に拉致されている可能性があるとして、日本などと連携して本格的に調査するようアメリカ政府に求める決議を採択した。 男性は、ユタ州出身のスネドン氏。当時24歳の大...
2016.09.30
アメリカ大統領選が終盤 「トランプ大統領」でアメリカは強くなる - ニュースのミカタ 2
メキシコのペニャニエト大統領(左)との会談後、共同会見で握手を交わすトランプ氏。 写真:Abaca/アフロ 2016年11月号記事 ニュースのミカタ 2 国際 アメリカ大統領選が終盤 「トランプ大統領」でアメリカは強くなる アメリカ大統領選が、終盤に入って...
2016.09.29
【米大統領選】第1回目テレビ討論 クリントン氏「優勢」の報道、しかし
11月の米大統領選に向けての第1回目討論はクリントン氏の勝利に終わったと報道されている。しかし、果たしてそうなのだろうか。 共和党候補トランプ氏と民主党候補クリントン氏の第1回目テレビ討論は、アメリカ国内の視聴者数が約8090万人に達し、過去最多となった(28日付ロイター)。討論はニューヨーク時間で26日午後9時に始まり、1時間38分に渡り...
2016.09.27
元デンマーク首相「アメリカは世界の警察」 大統領選を前に孤立主義を警戒?
デンマーク首相やNATO事務総長を歴任したアナス・フォー・ラスムセン氏が、米ウォール・ストリート・ジャーナル紙に「アメリカは世界の警察たるべき」という旨のコラムを寄稿した(22日付)。 コラムの概要は以下のとおり。 世界が混とんとする中、「世界秩序」を守れるのは、国力と精神性どちらも兼ね備えたアメリカしかいない。背後から導く...
2016.09.24
アメリカで深刻化する警察と黒人社会の対立 人間は等しく尊い「神の子」という考え方
a katz / Shutterstock.com ここ数年、アメリカでは、白人警察官による黒人射殺の事件が頻発し、その結果として人種間の対立が際立っている。 米南部ノースカロライナ州シャーロットで20日、黒人男性が白人警察官に射殺されたことを受け、その直後から住民による抗議活動が起きた。射殺された男性について、警察側は、「銃を持っ...
2016.09.19
クリントン氏体調不良、健康問題が米大統領戦の勝敗を左右?
アメリカFOXニュースがこのほど発表した世論調査では、全米支持率でリードしてきた民主党候補ヒラリー・クリントン氏が、共和党候補ドナルド・トランプ氏に逆転された。クリントン氏が45%、トランプ氏46%で、わずか1ポイント差だが、終盤での逆転は大きい。 支持率逆転の理由は健康問題 これは、クリントン氏が、9月11日...
2016.09.05
米名門大学が「奴隷制の反省」 アメリカが人種差別を乗り越えるには
米ワシントン州のカトリック系名門校、ジョージタウン大学が、過去奴隷制によって利益を得ていたことに対する謝罪を、1日、表明した。また、同校で歴史学を研究するデイビッド・コリンズ准教授は、同様の主旨の寄稿をニューヨーク・タイムズ紙(2日付)に寄せている。 同大学の謝罪表明に関しては、米報道番組PBSニュースアワー(1日付)が報じた。このニュース...
2016.09.04
ヒラリー陣営が「トランプは人種差別主義者」とCM 政策の本質を見るべき
今年11月に決着を待つ米大統領選。共和党、民主党両陣営の戦いも激しくなっている。 民主党候補ヒラリー・クリントン氏の陣営は、共和党候補のドナルド・トランプ氏のイメージダウンを狙うCM戦略に出ている。トランプ氏をKKK(クー・クルックス・クラン)などの白人至上主義団体と結びつける内容だ。「人種現実主義」を唱えるジャレッド・テイラー氏がトランプ...
2016.08.24
NYのタクシー運転手に英語力は不要? 移民の前に立ちはだかる「言語」の壁を崩す
米ニューヨークで新たに発効した法律によって、英語ができないタクシー運転手も同市で運転できるようになった。タクシー運転手になるための資格試験から英語の試験を省くことで、移民も仕事に就きやすくなるという。 23日付ニューヨーク・タイムス紙が報じたこのニュース。これまでニューヨーク市議会では、タクシー運転手として働くために英語が不可欠とされている...