カテゴリ「世界:ヨーロッパ」の記事一覧
2016.12.06
イタリアは反EU勢力拡大 オーストリアは極右政党敗北 EUの終わりの始まり?
イタリアでの国民投票と、オーストリアでの大統領選挙の結果が5日、明らかになった。 イタリアでの国民投票は、議会上院の権限を縮小し、下院の承認だけで法案を可決できるようにするという、レンツィ首相が掲げる憲法改正案についての是非を問うものだった。結果は反対が賛成を大きく上回り、これを受けてレンツィ首相は辞意を表明した。 ...
2016.12.04
ヨーロッパで左派後退 まずは自国を立て直すべき
EU諸国で左派勢力が後退しつつある。 フランスのフランソワ・オランド大統領が、来年4~5月に行われる大統領選に再出馬しない意向を国民向けのテレビ演説で表明した。3日各紙が報じた。 ヨーロッパ各国で苦戦する左派勢力 オランド氏の支持率は低迷が続き、10月には10%から4%へ下落してい...
2016.09.03
安倍首相のロシア訪問 ロシアが北方領土を返還しない理由
戦後、ロシアに支配されている北方領土。 安倍晋三首相が2日にロシアを訪問することをめぐり、政府は、北方領土が日本に帰属することでロシアと合意に至れば、北方領土で暮らすロシア人の居住権を認めるとの提案を行う方針を固めた。この方針は、5月の首脳会談で一致した「新たな発想に基づくアプローチで精力的に交渉を進める」を具体化したもので、ロシアの譲歩を引き出したい考え。毎...
2016.07.30
イギリスのEU離脱 自助努力の精神が成否の鍵 - ニュースのミカタ 3
イギリスでは7月以降もEU残留を訴えるデモ行進が行われている。写真:REX FEATURES/アフロ 2016年9月号記事 ニュースのミカタ 3 国際 イギリスのEU離脱 自助努力の精神が成否の鍵 EUからの離脱派と残留派で二分された国...
2016.06.29
新書から読めば挫折しない! 教養人への道 - Vol.2 なぜEUは崩壊間近か
2016年8月号記事 新書から読めば挫折しない! 教養人への道 Vol.2 「読書で教養を深めたい」と思っても、一体何から読めばいいのか分からない―。 このコーナーでは、教養を深めていくための、入り口になる新書を紹介します。 Vol.2 なぜEUは崩壊間近か &nb...
2016.06.25
イギリスのEU離脱は26年前に予言されていた
イギリスがついに「EUからの離脱」を決断した。「歴史的瞬間」と言える。 同国では23日、EUからの離脱の賛否を問う国民投票が行われ、離脱の票が多数を占めることが確実になった(イギリスの公共放送BBCより)。これを受け、EU残留を強く呼びかけていたキャメロン首相は記者会見で、辞意を表明した。 イギリス内のEU離脱...
2016.06.08
一人あたり27万円もらえる制度に「反対」したスイス国民
スイスで、すべての国民に毎月一定の額が無条件で支給される「最低生活保障(ベーシック・インカム)」の導入について、国民投票が行われた。反対が76.9%、賛成が23.1%となり、反対多数で否決された。7日付各紙が報じた。 可決されれば、成人一人あたり2500スイスフラン(約27万円)、未成年は625スイスフラン(約6万8000円)が支給される見...
2016.01.13
イギリスの経済界がEU脱退に傾く 「大きな政府」が営業の邪魔に
イギリスは2017年末までに、「欧州連合(EU)を脱退するかどうか」に関する国民投票を行う予定だ。 そこで、イギリスが一番気にしている問題が、「脱退がイギリス経済にとって良いか悪いか」だ。同国の経済界の意見はどのようなものなのだろうか。 英デロイト社がこのほど、イギリス経済界を対象に調査を行ったことを、ロイター...
2015.11.15
フランス同時多発テロで「イスラム国」が犯行声明 正しさとは何かが問われる世界
パトロールするフランスの兵士(kavalenkau / Shutterstock.com) フランス・パリで13日(現地時間)、同時多発テロが起きた。 今のところ、150人を超える犠牲者が出たとの報道もあり、死傷者は今後も増え続けると思われる。 襲撃された場所は、コンサート会場、サッカースタジアム、レストラン、ショッピングセンターなど、分かってい...
2015.09.30
ヨーロッパへ大量流入する難民 日本は受け入れに協力し大国の使命を果たすべき - The Liberty Opinion 5
2015年11月号記事 The Liberty Opinion 5 国際 ヨーロッパへ大量流入する難民 日本は受け入れに協力し大国の使命を果たすべき トルコの砂浜に打ち上げられた、男児の遺体の写真が世界に衝撃を与えた。男児は2011年以来、内戦が続くシリアからヨー...