記事一覧
2016.09.24
アメリカで深刻化する警察と黒人社会の対立 人間は等しく尊い「神の子」という考え方
a katz / Shutterstock.com ここ数年、アメリカでは、白人警察官による黒人射殺の事件が頻発し、その結果として人種間の対立が際立っている。 米南部ノースカロライナ州シャーロットで20日、黒人男性が白人警察官に射殺されたことを受け、その直後から住民による抗議活動が起きた。射殺された男性について、警察側は、「銃を持っ...
2016.09.23
日銀、異例の長期金利の目標設定 金融緩和の"限界"が見え隠れ
Takashi Images / Shutterstock.com 日本銀行は、21日に行った金融政策決定会合で、国債の長期金利の水準をコントロールするための「金利ターゲット」を導入することを決めた。 これは、金融緩和を一段と進めるというメッセージを示しつつ、マイナス金利政策によって、長期金利が下がり過ぎる現象を是正する"...
2016.09.22
英最大手製薬会社が女性CEOを抜てき 女性リーダーの資質とは?
GSKの新CEOのエマ・ウォルムズリー氏(GSK公式ページより) 英国最大手製薬会社のグラクソ・スミスクライン(GSK)がエマ・ウォルムズリー氏(47)を新たな最高経営責任者(CEO)に抜てきする人事を発表した。21日付日経新聞が報じた。 GSKは、グローバルに事業を展開する製薬会社。日本でも知覚過敏用歯磨き粉の「シュミテクト」を筆...
2016.09.21
年金滞納者への強制徴収を拡大 実質納付率4割しかない状況では「焼け石に水」
厚生労働省と日本年金機構は、2017年度から、国民年金保険料の滞納者に対する「強制徴収」の対象を広げる。現在、年間所得350万円以上の滞納者に強制徴収を行っているが、来年度からは、その対象を300万円以上に広げるという。日本経済新聞(20日付)が報じた。 保険料の納付率が約60%にとどまる年金制度。学生や低所得者に対しては、保険料の減免や免...
2016.09.20
中露が南シナ海で軍事演習 両国の接近は日本にとって死活問題
中国とロシアの海軍が、南シナ海で、本格的な合同軍事演習を行った。 12から19日までの日程で、中露合わせて艦艇13隻、潜水艦2隻、航空機・ヘリ21機、海軍陸戦隊員256人などが参加。両国による演習は2012年から続いているが、南シナ海で行われたのは初めてだ。 中国は7月、オランダ・ハーグの仲裁裁判所から、「中国...
2016.09.19
クリントン氏体調不良、健康問題が米大統領戦の勝敗を左右?
アメリカFOXニュースがこのほど発表した世論調査では、全米支持率でリードしてきた民主党候補ヒラリー・クリントン氏が、共和党候補ドナルド・トランプ氏に逆転された。クリントン氏が45%、トランプ氏46%で、わずか1ポイント差だが、終盤での逆転は大きい。 支持率逆転の理由は健康問題 これは、クリントン氏が、9月11日...
2016.09.18
「辺野古裁判」の報道 メディアによってこんなに違う
福岡高裁那覇支部は16日、翁長雄志・沖縄県知事が、基地が移設される予定の辺野古沿岸部の埋め立てへの承認を取り消した行為を、「違法」だとする判決を出した。 2013年に仲井真弘多・前知事が埋め立てを承認していたにもかかわらず、翁長氏は知事に就任後、2015年10月に承認を取り消した。 政府はこれを、「アメリカから...
2016.09.17
夫婦が望む子供の数が2.32人で過去最低 少子高齢化時代に必要な「家族の絆」
国立社会保障・人口問題研究所は、結婚や出産に関する意識などを調べる「出生動向基本調査(2015年)」を15日、発表した。 調査によると、夫婦が望む子供の数の平均は2.32人、現実に予定している子供の数は2.01人と、調査が始まった1977年以降で、いずれも過去最低だった。ほぼ子供を産み終えた夫婦の平均出生数を示す「完結出生児数」も1.94人...
2016.09.16
蓮舫氏が民進党の新代表に選出 圧倒的な人気で国を危うくさせることもある
(画像はWikipediaより) 民進党の代表選が15日に行われ、蓮舫氏が1回目の投票で全体の6割近いポイントを獲得し、新代表に選ばれた。女性の代表就任は初めて。 選出後の挨拶で蓮舫氏は、「重責をしっかり受け止め、選んでもらえる政党に立て直す先頭に立つ」と抱負を語った。 蓮舫氏は、7月の参院選で100万...
2016.09.15
北朝鮮問題は中国ではなくアメリカが解決すべき 米紙NYタイムズが主張
今年に入って、北朝鮮のミサイル発射や核実験が立て続けに行われている。 この北朝鮮の横暴にどのように対応したらよいか。ニューヨーク・タイムズ紙(14日付)に、"How to stop North Korea"と題する論説が掲載された。 この論説は朝鮮半島の核問題を担当した米大使のアドバイザーを...