沖縄に上陸するアメリカ軍(Wikipediaより)。
沖縄戦から70年が経つ今年。日本軍の組織的戦闘が終わった6月23日を「慰霊の日」と定める沖縄では、「沖縄全戦没者追悼式」が執り行われます。同式典には、安倍晋三首相やケネディ駐日米大使も出席を予定。式典を代表し、平和宣言を読み上げる翁長雄志(おなが・たけし)県知事の発言に注目が集まっています。
「慰霊の日」に先立ち、左翼的なメディアは日本軍を批判しています。例えば、17日に放送されたNHKスペシャル『沖縄戦 全記録』では、「日本軍が県民を巻き込み、無用に被害を拡大させた」との印象を視聴者に抱かせる一方的な内容でした。
しかし果たして、「日本軍は沖縄を見捨てた」と言い切れるのでしょうか。