世界には数多くの問題や苦しみがあります。そして世界の問題は、私たちの生活と密接に関係しています。しかし、新聞やテレビの国際ニュースでは、「どんな出来事がなぜ大事なのか」「自分たちとどう関係するのか」が分かりにくいでしょう。
本欄では、1週間の間に起きた国際ニュースの中から、「これで世界の流れがわかる」という基準でピックアップしたニュースを紹介、解説します。
(1) 中国がパキスタンに450億ドルの投資
【前提】影響力を強める中国 投資が欲しいパキスタン
中国は現在、アジアインフラ投資銀行(AIIB)を使った対外投資や、「海のシルクロード」や「陸のシルクロード」を構築して海外との貿易を容易にするなど、影響力を強めています。一方、長年、過激派による内紛が絶えず、歴史的に対立してきたインドに経済的に水をあけられているパキスタンは、経済を発展させるために海外からの投資を求めています。
【できごと】中国がパキスタンに大規模投資
中国がこのほど、パキスタンに対して450億ドル(5兆4千億円)もの投資を発表しました。この投資は主に電力システム、高速道路、そしてパイプラインなどのインフラをつくるために行われる見込みです。







![釈量子の宗教立国への道 [第17回] ─ マスコミ権力へのチェック機能は必要 釈量子の宗教立国への道 [第17回] ─ マスコミ権力へのチェック機能は必要](https://media.the-liberty.com/images/20250926/e4e3b500-3f71-40ee-8cd4.2e16d0ba.fill-100x55.format-jpeg.jpg)














