歴史が大きく動いています。その歴史の"秒針"に当たるのが、日々のニュースです。
本欄では、各メディアが1週間の間に流す膨大なニュースから、「日本の流れを知るためには、これだけ知っていればいい」というものを編集部がピックアップ。簡単に解説します。
「関連記事」なども参照し、ニュースの基礎知識獲得にもお役立てください。
今週のラインナップ
- ペリリュー島の戦い、各紙はどう見たか?
- 新・教科書検定からわかる、歴史見直しの「現在地」
- 中国の新銀行(AIIB) 各紙が1面で「参加すべきか?」議論
- 翁長・沖縄県知事が訪中し、中国共産党要人と会談
- 統一地方選でさんざんPRされたアベノミクス
- 2020年東京五輪のビジョン広がる 「自動運転」「自動翻訳」「水素社会」
(1)ペリリュー島の戦い、各紙はどう見たか?
【前提】
天皇・皇后両陛下が8日から、パラオ・ペリリュー島を慰霊のために訪問されました。
【できごと】
ご訪問の前後、各メディアが「ペリリュー島の戦いをどう見るべきか」について、社説などで意見を述べています。
●朝日新聞は「歴史見つめる機会に」と題する社説を掲載。戦いの犠牲や、パラオが日本に統治されたことに触れ、「歴史と謙虚に向き合い、戦禍を二度と繰り返さない」と述べました。