2015年3月号記事
The Liberty Opinion 1
「学問の自由」「政治とカネ」で揺れる教育行政
教育改革は文科省と下村文科相から始めよ
文部科学省は、各大学に入学者の「受け入れ方針」や「卒業方針」の策定を義務付けることを決めた (1月14日付毎日新聞)。
「受け入れ方針」では、入試で重視する能力などを明示し、知識量を問う入試から、多面的な総合評価への大転換を目指している。「卒業方針」では、在学中に学生に身に付けさせる学問や能力、具体的な卒業生像を示すことを求める。
加えて、しっかりとした学生を社会に送り出す責任を果たす大学を財政的に支援。入学・卒業する学生の質の確保を目指すという。