『幸福の黄色いハンカチ』、『鉄道員(ぽっぽや)』などの主演で知られる、日本を代表する映画俳優の高倉健さんが逝去して2週間以上経つが、各界から高倉さんの死を惜しむ声はいまだに止まない。音楽情報会社であるオリコンが17~23日の集計した週間売上ランキングによると、高倉さんの出演作品が圏外から急上昇。DVD15作品、ブルーレイ4作品が300位内にランクインした。
生前の高倉さんは、仕事に対してストイックだったことで知られている。『幸福の黄色いハンカチ』の中には、刑務所から出所した直後、食堂で食事をするシーンがあるが、美味しそうに食べるために撮影前の2日間は何も食べなかったほどだ。自分に厳しい反面、過酷な撮影の休憩中、椅子に一切座らず、他のスタッフに遠慮して立ち続け、エキストラ俳優にも丁寧に挨拶するなど、謙虚さや真摯さをも兼ね備えた一流俳優だった。
そうした高倉さんの人間的魅力は海を超えている。高倉さんの訃報を受け、イギリスでは、「彼は日本のクリント・イーストウッドとして知られていた」と紹介(18日付BBC)。さらに、中国では高倉さんの追悼番組や映画の再放送が続いている。中国外務省も哀悼の意を示すなど、日中間で軍事的緊張が高まりを見せる中、極めて異例の扱いだ。
生前の高倉さんは寡黙で多くを語らなかった。是非ともその本心を知りたいところだ。
高倉さんの霊は26日、ある縁で大川隆法・幸福の科学総裁のもとを訪れた。その翌日、大川総裁は高倉さんの霊を招霊し、公開霊言の収録が行われた。
高倉さんの霊は、「人を騙すような役はできない」「できない役は最初から諦めて、高倉建はこういうふうにしか使えないと他の人に合わせてもらう。演じている気はない」など、高倉流演技論を明かした。
また、『幸福の黄色いハンカチ』の、ハンカチがたなびく感動的なラストシーンについては、「自分の感情を上手く表現できない人がいるからなあ。まあ、そういう人が自分を投影して見るんだろうなあ」と、自身の演技を評した。
その他、霊言では、高倉さんの考える「男の美学」、中国での人気の理由などが忌憚なく語られ、最後はファンに対する暖かいメッセージで締めくくられた。
高倉さんの霊言は全国の幸福の科学の支部・精舎で、28日より公開され、霊言が収録された書籍は来月1日に全国で発刊予定だ。高倉さんの謙虚さや思いやりの心などに、是非触れていただきたい。
【関連書籍】
幸福の科学出版 『「イン・ザ・ヒーローの世界へ」俳優・唐沢寿明の守護霊トーク』 大川隆法著
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幸福の科学出版 『俳優・木村拓哉の守護霊トーク「俺が時代を創る理由」』 大川隆法著
http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1192
幸福の科学出版 『人間力の鍛え方 俳優・岡田准一の守護霊インタビュー』 大川隆法著
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