男女が平等に教育を受ける権利を訴え続けている、パキスタン人の人権活動家マララ・ユスフザイさんが、10月にノーベル平和賞を受賞したことは記憶に新しい。そのような中、「わたしはマララではない」と皮肉った批判運動「反マララ・デー」がこのほど、全パキスタン私学同盟によって開催された。10日付AFP通信が報じた。
全パキスタン私学同盟は、マララさんの自伝『わたしはマララ』について、反パキスタン、反イスラムの内容が含まれていると批判。同盟に加入する学校に対して、同自伝を図書館などの教育施設に置くことを禁じている。