2014年12月号記事

法話抜粋レポート

帝王学の根本には責任感がある

「現代の帝王学序説」

9月28日 幸福の科学教祖殿大悟館

「現代の帝王学序説」と題して、リーダーとして多くの人に慕われながら、人を引っ張っていくための心構えが説かれた。

世間の流儀を解き明かす

大川総裁は冒頭、リーダーとして人の上に立っていく人は頭が切れて物事がよく見えるタイプが多いけれども、 「その頭の良さが、たいていの場合、人を裁く目になりやすい。これは、ほとんど例外がないと思われます」 と指摘。自分の頭の切れ味を試してみたくなる姿は、年上の上司たちからは"子供っぽく"見えているとたしなめた。

社会においては、能力自慢する人は警戒され、足元をすくわれやすくなる。大川総裁は、社会人時代の自身の経験を例に挙げながら、正式な学問として教わることのない、社会の厳しい仕組みを様々に詳述。

「人生の王道面、正攻法だけで仕事が成功すると思ったら間違い」 と述べ、細かな社会常識や上司との接し方、情報管理、謙遜の仕方、公費の扱い方まで、世間の流儀を縷々解き明かした。

大川総裁はさらに、仕事がよくできる人の注意点として、手柄を自分のものにせず、上司の手柄にできることを挙げた。特に、人の上に立つほど、自分が百の仕事をして、たとえ評価がゼロであっても平気でいられることが大事であり、それが徳につながると説いた。

また、上司が知らないところで部下が問題を起こすこともあるが、大川総裁は、 「帝王学の根本としては、すべての責任は自分にあると思わなければいけない」 と断言し、どの範囲まで責任を感じるかが、人物の大きさになっていくと強調した。法話の最後には、帝王学の本質を2つの要素に収斂させて解説した。

帝王学における精神性の部分が明らかにされた本法話は、リーダーを志す人に必聴と言える。

ここに紹介したのは法話のごく一部です。詳しくは幸福の科学の施設で、ぜひご覧ください(下記参照)。

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