2014年11月号記事

法話抜粋レポート

成功者や偉人を研究する新たな心理学

「『幸福の心理学』講義」

8月21日 幸福の科学教祖殿大悟館

『「成功の心理学」講義』(幸福の科学出版刊)に続き、大川総裁は心理学、精神分析的な視点から「幸福の心理学」について説いた。学問界であまり馴染みのない「幸福」や「成功」という概念が、実は、いかに学問性のある言葉かが分かる内容だった。

今の心理学は半面に過ぎない

心理学は精神医学も含めると、文系・理系の両方にまたがる広範な学問となっている。だが、大川総裁は冒頭、心理学が主に、精神面の病で苦しむ人を研究対象としてきた点を挙げ、「(主流の心理学は) 表題とは対極的な“不幸の心理学"ではないでしょうか 」と指摘した。

特に、心理学の祖であるフロイトは、葛藤の原因を幼少時の性的抑圧体験に求める傾向がある。しかし、宗教的には、過去世のカルマが引き継がれて、今世に現れてくることが分かっており、幼少時の出来事にすべて原因を求めるのは無理がある。

「絶対的な幸福を実現する」

一方、歴史上の偉人をはじめ、成功者の心理を研究するのは難しいことだが、大川総裁は、優れた人から学び、逆境から幸福をつかんでいく方法を解き明かすことが大事であると強調した。

現代の競争社会では、失敗したり敗れたりする人は後を絶たないが、 「大切なのは、『相対的な幸福』『人との比較における幸福』ではなくて (中略)、 『絶対的な幸福』でしょう」 と述べ、劣等感や嫉妬心を克服する方法を解き明かした。

また、アメリカ流の成功哲学やポジティブシンキングに足りない視点を解説。日本とアメリカには、すでに文明落差、学問落差がなくなってきており、日本は自分たちで新しい発明を生み出すべきだと示唆した。

幸福の心理学は、一見、型破りに見えるかもしれないが、だからこそ将来性があり、研究していく必要があると言える。

ここに紹介したのは法話のごく一部です。詳しくは幸福の科学の施設で、ぜひご覧ください(下記参照)。

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