学校法人幸福の科学学園は、現在、幸福の科学大学(仮称・設置認可申請中)の2015年4月の開学を目指して準備を進めている。

今般、同大学の開学を願う人々が「幸福の科学大学開学を求める嘆願書」を集めたところ、5日間で署名は17万5110筆集まり、嘆願文書は約8000枚寄せられた。署名及び嘆願文書は1日、内閣総理大臣宛で内閣府に提出された。段ボール箱で7箱になった嘆願書は机の上に並べられ、対応した内閣府の担当官は、「そんなにも」とその量に驚いた様子で、何度も人数を確認したという。

「幸福の科学大学建立推進委員会」の代表として内閣府に出向いた平野邦男氏は、担当官に「これほど多くの国民が、幸福の科学大学の開学を待ち望んでいます。後々の若者たちのためにも幸福の科学大学の開学を認可してください。個人的なことのためにお願いしているのではなく、国家成長戦略として重要な大学なので、ぜひとも開学をよろしくお願いします」との旨を伝えた。

担当官は真剣に聴き入っていたという。

設置認可で求められる同大学の施設は千葉県長生村で順調に建設されており、校舎などの構造部分が完成した8月には上棟式が行われた。同大学への入学を希望する高校生とその保護者などを対象にした見学会には、400人以上が参加している。

日本の各大学では、神仏の存在を肯定しない立場で多くの講義が構成されており、最近発売された本誌10月号では、男子高校生の「今ある大学では、宗教の授業に魅力がないように感じます。現代の問題に答えている現在進行形の宗教を学びたい」という声を紹介した。同大学で行われる研究の成果への期待の声もまた、数多く寄せられている。

今回集まった嘆願書の数の多さは、同大学に対する国民の期待の高さを示している。審議会はこの声に真摯に対応すべきであり、同大学の新しいチャレンジを潰してはならない。

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