ニューヨークタイムズ紙で、 ノーベル経済学賞の経済学者クルーグマン氏が、一部の経済指標が好転しても、まだまだ米国経済は「深い穴の底」にあって、財政、金融における刺激策をやめてはならない、と訴えている。 FRBが金融緩和をやめたり、共和党優位の議会が緊縮財政に舵を切ることを強く警戒している。
いつものクルーグマン節だが、アメリカの景気分析に楽観論が出ているので、確かに要注意。緊縮財政をとろうとした90年代の日本の橋本政権あたりの状況に似ているかもしれない。(織)

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