2014年4月号記事
The Liberty Opinion 4
籾井氏、百田氏の歴史発言
バッシングをはねのけNHKは改革を進めよ
NHK新会長・籾井勝人氏の「慰安婦」発言をきっかけに、一部マスコミが、NHK経営陣への批判を強めている。
籾井氏は1月末の就任会見で慰安婦問題について、「戦時中はどこの国にもあった」「日韓基本条約で解決済み」などと言及し、吊るし上げとも言えるマスコミのバッシングを受けた。
また、昨年11月にNHK経営委員に就任した小説家の百田尚樹氏が、今年2月の東京都知事選で、候補者の田母神俊雄氏の応援演説に立った。
その際、百田氏は、先の大戦で受けた東京大空襲や原爆投下を「悲惨な虐殺」とし、日本を裁いた東京裁判を「これをごまかすための裁判だった」と発言。それを朝日新聞(2月4日付)が大々的に取り上げ、問題だと騒いだ。