NHKの新しい会長の籾井勝人氏が、1月末の就任会見で、慰安婦問題などに言及し、マスコミに叩かれた。だが、「どこの国にもあった」「日韓基本条約で解決済み」などの発言が、史実に基づいて、本当に間違ったものか否かを検証する動きは、残念ながらマスコミの中であまり広がっていない。

いっそのこと、NHKの「クローズアップ現代」で、会長の発言をきっかけに、「従軍慰安婦」というものが実は戦後に創作された話であることや、実際に存在した「慰安婦」は、商売として自ら募集に応じた女性たちであり、当時、故郷に豪邸を建てるぐらいの稼ぎがあったなどの事実を、しっかりと検証してもらいたい。また、そうした事実を詳しく調べもせずに、韓国側の言い分を認め、国際社会からの非難を呼び込んだ「河野談話」を追及する番組をつくってほしいものだ。

そもそも、籾井氏が叩かれた理由は、「本音を語ってしまった」からだろう。NHKやキー局、5大紙のトップの名前を知っている人が、果たしてどれだけいるだろうか。日本では、籾井氏のような責任ある立場のマスコミ人が、公の場で本音を語ることは極めて少ない。「NHK」や「朝日新聞」という組織としての論調は見えても、マスコミのトップが自らリスクをとって発言する機会はほとんどない。そうした意味でも、籾井氏は「本音を語るマスコミ人」として、とても貴重な存在ではないか。

会見後、籾井氏は、国会に参考人として呼ばれ、「非常に不慣れであったことは、誠に申し訳なく思っております」などと釈明した。その後の発言はあまり聞こえてこないが、会見以上の本音が明かされた書籍が、13日に全国の書店で発売される。それが、『NHK新会長 籾井勝人守護霊 本音トーク・スペシャル』だ。

招霊されるやいなや、籾井氏の守護霊は「NHK改革」を口にし、偏向報道の問題や中国・韓国に対するスタンスなどについても、ざっくばらんに語り、幕末に生まれた驚くべき過去世も明かしている。その姿は、「豪放磊落」そのものだ。

すでに"正体"が明かされてしまった籾井氏には、今後、発言を自粛するのではなく、「本音を語るマスコミ人」として、ぜひ積極的に発言していただき、NHKの「超異次元改革」を進めることをお願いしたい。

【関連書籍】

幸福の科学出版 『NHK新会長 籾井勝人守護霊 本音トーク・スペシャル』 大川隆法著

http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1105

幸福の科学出版 『NHKはなぜ幸福実現党の報道をしないのか』 大川隆法著

http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=826

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