小林早賢
プロフィール
(こばやしそうけん)東京大学経済学部卒業後、旧通商産業省を経て、幸福の科学に入局。現在、広報及び幸福の科学大学担当。
宗教、政治経済、経営、歴史、神秘思想、未来科学、UFOなど幅広い分野に精通している。
長年の中国ウォッチャーからすると、最近の習近平政権は、いささかヤキがまわってきたというか、焦っているというか、どうも奇行が多いそうだが、そんな風情は、ネット警察の"消しゴム作業"にもよく表れている。今回の「多次元総研」では、そんな中国のネット空間における、抱腹絶倒モノから結構深刻なケースまで、今では警察に削除されて存在していない「中国人のホンネ記事」をいくつか紹介しよう。
【その1】
李克強氏が首相に就任して1カ月ほどたった昨年4月、四川省で大地震が発生し(負傷者1万人以上)、新首相がさっそく現地を慰問に訪れたのは良かったものの、「同氏がTVカメラの前で、庶民と同じ朝粥をすすっているシーン」が延々と全国放送されて、多くの中国人が違和感を持ったそうだ。
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