政治、経済、教育、宗教、科学、宇宙など幅広い視点で、日本と世界の行く末を考える、年末恒例の「リバティセミナー」が29日、東京都内で開かれ、鈴木真実哉・聖学院大学教授と、本誌編集長の綾織次郎が対談。2013年を振り返り、2014年の国内・国際情勢を大胆に予測した。
同セミナーは、弊誌の愛読者へのサービスの一環として、全国で行われているが、年末は東京で行われるのが恒例となっている。対談の論点は、安倍政権、消費増税、中国経済、中国の軍拡、韓国の反日問題、オバマ政権、中東の変化など多岐に渡った。白熱した対談は、1時間を超え、質疑応答では、会場からは質問が相次いだ。
冒頭、安倍政権の評価について、鈴木教授は、消費増税を決めた安倍晋三首相を「経済を分かっていないから、ああいうことがやれる」と一刀両断。「増税を決め、それまで支えていたブレーンを切るようなことをして迷走状態に入った。安倍さんにとっては運のいい1年だったかもしれないが、来年から日本全体としては、『忍耐の年』になる」とした。
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