2014年2月号記事
法話・霊言レポート
自由主義者ハイエクが自由の価値と限界を語る
「ハイエク流 自由の哲学を考える」
12月11日 幸福の科学総合本部で公開収録
徹底した自由主義者として知られるハイエク。中国のような独裁国家を見れば、自由主義の大切さが分かる。だが、不況対策や国防における国家の役割について、ハイエクの理論は十分とはいえない面もある。この点をハイエクの霊に聞いた。
自由を与えなければ智慧は生まれてこない
ハイエクは、政府主導による景気浮揚を提唱するケインズと、しばしば比較されてきた。
ハイエクの霊は、ケインズ経済学は危機の際には威力を発揮すると認めながら、長く続けることは問題があるとして、自由の価値を以下のように説明した。
「各人の自由に任せ、創意工夫して、新しい道を拓いていかないと底上げはできない」「自由を確保しないと、末永い繁栄はないし、智慧は生まれてこない」
一部のエリートが経済の方向性を決めるよりも、経済活動に参加する一人ひとりの智慧を結集した方が、長期的にはメリットが大きいということだ。
自由を守るためには一定の強さが要る
生前のハイエクが自由を徹底したのは、「一部のエリートが世の中を動かす」という発想が、全体主義的な考え方につながるとの危惧があったからだ。
だが、ハイエクの霊は、 「自由を守るための強さも要る」「強いリーダーを持ち得なかった国は滅びる」 と述べ、国を守る際には、「自由の哲学」にも限界があることを認めた。
「世界的な戦争が起きるときは、人間の考えだけで(正義を)判定することは不可能」 であり、リーダーの強さの根拠は、最終的には神の正義によるとした。
詳しくは⇒⇒⇒大川隆法のスーパー霊能力 「霊言」とは何か
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