伊勢神宮と出雲大社がともに式年遷宮を迎えているが、このほど、日本神道の謎がひとつ明らかになった。日本の国の成り立ちが神話として書かれている『古事記』と『日本書紀』。そこに「国生みの神」として登場するのが男神の伊邪那岐命(いざなぎのみこと)と女神の伊邪那美命(いざなみのみこと)だ。
伊邪那岐と伊邪那美の大まかなストーリーは、次のようなものだ。
伊邪那岐と伊邪那美は、淡路島や四国、九州など、国土を次々と生み出すが、伊邪那美は火の神を生んだときに大やけどを負って命を落としてしまう。伊邪那美を迎えに死者の国である黄泉の国に向かった伊邪那岐だったが、腐乱死体のように変わり果てた伊邪那美に恨まれ、追いかけられる。なんとか生還した伊邪那岐が身を清めよう体を洗うと、左目から天照大神が、右目からは月読命(つくよみのみこと)が、そして鼻からは須佐之男命(すさのおのみこと)が生まれた。
神話そのものが、霊界と現実世界の話が混ざったような不思議な話になっていることはさておき、なぜ神様が「地獄」としか思えない黄泉の国に行き、変わり果てた姿で追いかけてきたのか。また、なぜ男神である伊邪那岐から神々が生まれるというストーリーになっているのかなど謎も多い。
この謎に迫った書籍が、9日から全国の書店で発売される。大川隆法・幸福の科学グループ創始者兼総裁が、霊界の伊邪那岐と伊邪那美を呼び寄せてインタビューを行った『伊邪那岐 伊邪那美の秘密に迫る』(大川隆法著)が、それだ。
「国生みの神話」「黄泉の国の神話」の真相や、「天照大神誕生」の秘密、そして、現在も黄泉の国に封印されているという伊邪那美命の正体など、日本神話のトップ・シークレットとも言うべき内容が次々と語られている。日本という国のルーツを垣間見ることができ、神話が面白くなる一冊だ。
【関連書籍】
幸福の科学出版 『伊邪那岐 伊邪那美の秘密に迫る』 大川隆法著
http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1035
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