軍事施設、特に核施設上空に現れるUFOの目撃証言は多く、これを専門に研究している研究者もいる。アメリカの軍用機専門誌「月刊コンバット・エアクラフト」10月号に、イランの核施設上空のUFOという興味深い記事が掲載されている。

記事によると、イランが核開発を明らかにしたとき、アメリカはイランの3つの核施設上空に無人偵察機を飛ばし情報収集にあたった。それに対し2004年の秋、イランはF-4(ファントム)4機とF-14(トムキャット)4機をアラート任務につかせた。

だが、イランの地上レーダーと空載レーダーに何度も現れた「偵察機」は通常とは異なっていた。光を発しながら大気圏外も飛行し、ターゲット上をホバリングするかと思えばマッハ10で飛ぶ。しかもハイレベルな磁気エネルギーでレーダーやナビゲーション・システムを妨害したという。

2004年11月、アラーク重水炉付近に「偵察機」が現れたときには、イラン側が空対空ミサイルでロックオンしたが、その飛行物体は隕石のように消えてしまったという。

2012年1月26日には、同じ「偵察機」がイランのブシェール基地に近づくのをイラン空軍司令部のレーダーが確認。しかし緊急発進したF-14は直後に爆発し、乗員2人が即死した。

結局、イラン空軍はこの光る謎の飛行物体に対する任務を停止し、2年間ロシアと調査・分析した結果、「アメリカの諜報探査機だった」という結論に落ち着いた。

この記事に対して、UFO専門誌「オープン・マインド」は、NASAの最新のX-43Aスクラムジェット機ですらマッハ9.6を記録したがホバリング能力はないため、イラン上空での信じがたいテクノロジーは、米軍の非公開のテクノロジーかもしれないと言っている。

このほど米CIAがエリア51の存在を公式に認めた文書を公開したところだが、幸福の科学総裁・大川隆法著『ネバダ州米軍基地「エリア51」の遠隔透視』(幸福の科学出版)では、エリア51で米軍が宇宙人からの技術供与を受けていることが明らかになっている。となればイランに出現したUFOらしきものは、米軍の「非公開のテクノロジー」かもしれないし、あるいは宇宙人によるUFOかもしれない。いずれにせよ、現時点では正体不明のままである。(純)

【関連書籍】

幸福の科学出版『ネバダ州米軍基地「エリア51」の遠隔透視』大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=748

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