「日本の誇りを取り戻す」ことが急務である今、1990年代以降の日本の自虐史観を強めてきた「河野談話」と「村山談話」について、再検討すべき時が来た。

以下、両談話の成立の背景と内容、影響について簡単に整理してみたい。

・河野談話

1993年8月に、宮沢政権の河野洋平官房長官が発表した、慰安婦に関する談話。談話で河野氏は、「本件は軍の関与の下に、多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題」と軍の関与を認め、「いわゆる従軍慰安婦として数多の苦痛を経験され、心身にわたり癒しがたい傷を負われたすべての方々に対し心からお詫びと反省の気持ちを申し上げる」と反省・謝罪した。

・・・・・・(2ページ目から全文をお読みいただけます)