2009年2月号記事

マスコミは、政治家の仕事を正当に評価しているか

世界的な金融危機が広がる中、11月の金融サミットで麻生太郎首相が国際通貨基金(IMF)への巨額の融資を表明。これが、恐慌へと転げ落ちる可能性もあった世界経済を救う決め手となった。これまでの日本では考えられないようなリーダーシップを発揮したわけだが、国内では政治家の〝失言〟報道一色。これでは国民は、政治家の仕事を正当に評価できない。いま民主主義における「良識」が問われている。(本誌編集部)