中国でトウモロコシの作付けが遅れていることを受け、「エジプト、マリ、ナイジェリアが心配だ」というアメリカ政府の当局者の意見を6日付日経新聞が報じている。中国では経済成長を背景に、食肉の需要が伸びており、それに伴って飼料用トウモロコシの需要が伸びている。
13億の人口を擁する中国で食糧不足が発生すれば、世界な食糧価格の高騰をまねき、中東やアフリカの情勢を不安定にさせる要因となる。日本国内の需要に対応するためにも、世界情勢の安定化のためにも、日本は農業技術の開発を急ぐ必要がある。
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