2013年6月号記事

山口敏太郎のエックス-リポート

No. 012

オカルト研究家・山口敏太郎氏が宇宙人、UFO、その他のミステリー情報を合理的、科学的、実証的、ジャーナリスティックに検証する

(やまぐち・びんたろう)

1966年、徳島市生まれ。神奈川大学経済学部卒業。作家、妖怪研究家、漫画原作者。(株)山口敏太郎タートルカンパニー代表取締役。日本通運でIT担当や営業に携わり、作家に転身。1996年、学研「ムー」のミステリーコンテストで論考「妖怪進化論」が優秀賞受賞。著書は『現代日本のテレビでは放送できない話』(彩図社)、『山口敏太郎の都市伝説 あなたの知らない世界』 (河出書房新社)など多数。TV、ラジオ出演のほか、多数のネットニュースに寄稿。真言宗信徒。メルマガ「山口敏太郎のサイバーアトランティア~世界の陰謀・オカルトの真実」配信中。 http://foomii.com/00015

2月に直径約45メートル、重さ約13万トンもある小惑星が地球に接近していた事実はあまり報道されていない。そもそもマスコミにおいて、民衆に伝えたら面倒な事態になる情報はカットされてしまうものなのだ。日本時間16日の午前4時24分ごろ、地球に小惑星が最接近し、インドネシア・スマトラ島沖上空を通過していたのだ。

米航空宇宙局(NASA)のボールデン長官は3月、小惑星衝突の危機を回避する方法として「祈りましょう」とコメントした。もはや、科学という"黄門さまの印籠"でごまかせないぐらい、大規模な変革期に突入しているようだ。

(1) ローマ法王選出時にUFO出現!! 宇宙人が観察

新ローマ法王が選出された3月13日、バチカン上空に現れたUFO。ニュース映像に、画面右側 から左に移動する様子が映った。

266代のローマ法王に選出されたフランチェスコ法王は、南米アルゼンチン出身であり、歴代法王の特徴を的中させてきた予言書「聖マラキの予言」(注)は、はずれてしまった。

同予言によると最後の法王は、「ローマびとペトロ」がなるとされてきたが、南米の新法王が就任したことで、予言は成就できなかった。そもそもこの予言書は的中事例にこじつけが多いと指摘されており、筆者自身も単なる“当て物"ではなく、何かほかの意味があるのではないかと思ってきた。今回の法王選出時にUFOが出現したとのことだが、これは明らかに宇宙人サイドの観察行為だろう。

(注)12世紀アイルランドのカトリック司教マラキが残した、165代法王以降の112人の法王(対立法王10人含む)について予言した予言書。112人目を最後の法王としている。