米軍は28日、朝鮮半島有事を見据えて韓国軍と共同で行っている軍事演習で、核兵器搭載可能なステルス爆撃機「B-2」を使った爆撃訓練を行ったと発表した。爆撃機は米ミズーリ州の空軍基地を飛び立ち、韓国上空を低空飛行した上で、訓練用の爆撃目標に向かって爆弾のダミーを投下した。

今回の異例の発表は、朝鮮戦争の休戦協定白紙化宣言などで挑発の度を深める北朝鮮を、牽制する意味合いがある。ヘーゲル米国防長官は、28日の記者会見で「彼ら(北朝鮮)の挑発的な行動と好戦的な言葉のトーンは、危機を一段と高めており、我々はその現実を理解しなければならない」と述べている。

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