2010年に栃木県那須町に開校した幸福の科学学園中学校・高校(創立者:大川隆法・幸福の科学グループ創始者兼総裁、喜島克明校長)では、今春、高校3年の生徒が、初めて大学入試に挑んでいる。だが驚くことに、初の受験にして東京大学や名古屋大学、上智大学や明治大学などの難関校に続々と合格者が出ており、教育関係者に衝撃を与えている。

特筆すべきは、東京大学の合格者が同学園から2人(115人中)出たこと。新設校としては快挙と言える。各種報道によると、他の栃木県内では、県立宇都宮高校が19人(約270人中)、同栃木高校が5人(約230人中)、同真岡高校が4人(約230人中)、同宇都宮女子高校が3人(約280人中)となっており、初年度のチャレンジにして、早くも県内の進学校に肩を並べ、私立高校ではトップレベルの成績を収めている。

以下は、幸福の科学学園の生徒の、主な合格校とその人数(13日時点)。

国公立大学(前期):東京大学2人、名古屋大学1人、東京外国語大学1人、横浜国立大学1人、埼玉大学1人、佐賀大学1人、京都工芸繊維大学1人、北九州市立大学1人

私立大学:上智大学3人、東京理科大学1人、明治大学7人、青山学院大学10人、立教大学2人、法政大学2人、学習院大学1人、関西大学1人、同志社大学2人、立命館大学1人、津田塾大学2人、東京女子大学1人、日本女子大学1人、明治学院大学6人、成蹊大学1人、日本大学8人、東洋大学2人、専修大学5人、駒沢大学5人

入試結果を受けて、同学園側は、「まだ入試は続いていますので最終結果は確定していませんが、日頃からの創立者のご指導と、生徒たちの精進の賜物だと感じています」としている。

1年目から好調な実績となっているが、同学園は、創立者である大川総裁が説く、幸福の科学の教えを教育の中心に据えており、生徒たちに自分ひとりの夢や幸福の実現にとどまることなく、大きな理想を抱き、多くの人々の幸福を願って学業や部活動に励むよう指導。世界で通用する英語レベルの人材育成を目指し、数週間で英文法の骨格を教えた上で、大量の単語や熟語、慣用表現などを覚えていく。数学でも、中学2年の段階で高校レベルの内容に入るなど、先取り学習を行っている。

また、部活動で生徒たちは、中学生のチアダンス部が国内大会で優勝を果たし、今年4月にロサンゼルスで開かれる世界大会に出場するほか、テニス部が全国大会に出場。個人でも、ピアノ演奏や英語の弁論大会で全国大会に出場するなど、様々な分野で優秀な成績を収めている。

創立者である大川総裁は、近著『教育の使命』で、学園設立の意図をこう記している。「『高貴なる義務』を背負い、『騎士道精神』でもって、世の中の人々の幸福を実現していく。そういう人を数多くつくっていきたい」「真の宗教を核にした教育こそ、イジメ問題や、教育荒廃に対する最終的な答えだと思う」

戦後の日本からは宗教が排除され、日教組が支配してきた教育界においては、特にその傾向が強く、宗教に対する偏見も根強く残っている。だが、今回の幸福の科学学園の生徒たちの実績は、「宗教こそが未来を開く」という新しい時代の到来を予感させるものである。4月には、滋賀県大津市の琵琶湖のほとりに「幸福の科学学園・関西校」が開校するが、ここからも多くの人材が輩出していくことを望みたい。(晴)

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2013年1月15日付本欄 幸福の科学学園中学チアダンス部が全国優勝 創部3年目で快挙

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2013年2月号本誌記事 『未来の法』特集 - 10年で夢をかなえる 不可能を可能にする「思いの力」

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