曹洞宗大本山永平寺（福井県永平寺町）の組織「禅を学ぶ会」が11月2日、「いのちを慈しむ～原発を選ばないという生き方」と題するシンポジウムを開く。高速増殖原型炉「もんじゅ」は1970年、当時の動力炉・核燃料開発事業団が文殊菩薩から取って名づけたとされるが、「禅を学ぶ会」の西田正法事務局長は、「文殊菩薩の智慧（ちえ）は仏教の智慧であり、科学知識とは違う。許される名前ではなかった」と述べている。

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