先週からアメリカで公開されている映画「The Ledge」は無神論者をヒーローとして描く、アメリカ映画としては珍しい作品だ。日本公開は未定だが、CNNの宗教サイトBelief.Blogの7月8日付記事がこの映画を批判的に紹介し、そこに興味深い世論調査結果が出ているので紹介したい。

同記事が引用している最近のPew社の世論調査によると、「神を信じない大統領候補(a presidential candidate who does not believe in God)は支持しないと思う」と答えたアメリカ人が61パーセントにのぼった。つまりアメリカ人の過半数は、国のトップを務める人間にとって「信仰心」が必要条件だと考えているのだ。

戦後のマルクス主義的唯物論に凝り固まっている傾向の強い日本の大新聞は、宗教と政治の関係にまつわるこんな世論調査をすることはないだろう。だが、たとえば「日本の神々を敬わない人は日本国総理としてふさわしいと思うか」という世論調査をしたら、どんな結果が出るだろう。

ちなみに、幸福の科学の公開霊言シリーズの一冊『最大幸福社会の実現』の中で、天上界の天照大神は大川隆法総裁を通じ、昨年6月の時点で次のような神示を下されている。

「私は、菅政権など、一日も早く、この地上から姿を消してもらいたいと思っております。(中略、菅直人首相は)その心において、『天皇制』など、とっくに否定し去っているであろうし、天照大神以下の神々や歴代天皇を、尊敬も信仰もしてはいないであろうと思われる。(中略)このままでは、この国に災いが起きます。われらは、われらを認めない者たちを許しません」

天の警告と思える大震災が起き、復興は遅々として進まない。菅氏は天照大神をはじめとする日本の神々のお怒りを無視し、いつまで首相の座に居座り続けるつもりか。(司)