リバティweb シネマレビュー
「コクリコ坂から」
1963年の日本から今の日本が学ぶべき「希望」とは
【公開日】 | 7月16日(土)全国東宝系ロードショー |
【配給等】 | 2011年日本 スタジオジブリ作品 配給:東宝 |
【スタッフ】 | 監督:宮崎吾朗 企画・脚本/宮崎駿 原作:高橋千鶴/佐山哲郎(角川書店刊) |
【声の出演】 | 長澤まさみ 岡田准一 香川照之ほか |
【あらすじ】 | 1963年、横浜。港の見える丘にある下宿屋「コクリコ荘」を切り盛りする16歳の少女・海は、毎朝、眼下を通る船に向かって安全を祈る信号旗を揚げていた。タグボートで通学する17歳の少年・俊は、海の上からいつもその旗を見ていた。 二人が通う高校では、文化部部室の古い建物「カルチェラタン」を取り壊すべきかをめぐる騒動が起き、それを通じて海と俊は出会い、互いに惹かれ合っていく。ところが、戦後の混乱期の事情に隠されていた二人の出生の秘密が明らかに。二人が見出した未来とは――。 |