《ニュース》
米ハーバード大学とイスラエルのライヒマン大学の研究チームが行った調査で、学士や博士号などを持つ高学歴者6114人のうち、95.01%が「知的な地球外生命体」の存在を信じていることが明らかになりました(1月18日付英デイリースターなど)。
《詳細》
調査は2025年11月にコーネル大学の科学誌「ArXiv」に掲載されたもので、アメリカ、イギリス、スペイン、カナダなどで、科学に関心のある一流の学者、医者、科学者らを対象に行われました。
その結果、「知的な地球外生命体」の存在を信じる人は、「確実に存在する」(62.59%)、「おそらく存在する」(32.42%)を合わせて95.01%となり、存在を否定したのはわずか1.02%にとどまりました(「絶対に存在しない」0.20%、「おそらく存在しない」0.82%)。
一方、95%以上の人が存在を肯定しているにもかかわらず、「自分の身近なコミュニティ内」の共通認識として周りの人がどう考えていると思うかという質問では、「存在する」の割合が48.94%にとどまりました。
つまり、「個人的には信じているが、周りは信じていないだろう」という"ギャップ"が生じているといいます。調査を行った研究者らは、「非科学的と見なされることへの懸念」や「社会的制約」、「地球外知的生命体の存在を信じることが、歴史的に非主流派コミュニティや陰謀論と結び付けられてきたこと」から、自分の信念を公にすることをためらわせている可能性があると分析。「それぞれが自分の信念について沈黙し、『他人が沈黙しているのは(宇宙人について)懐疑的だからだ』と解釈する」という「悪循環」に陥っていると指摘しています。
そのため、「課題は懐疑論者を説得することではなく、宇宙人の存在を信じる人々が自身の確信を表明しやすい社会的条件を整え、将来的に人類の仲間となる可能性のある宇宙の存在について、情報に基づいた公的な議論を可能にすることにある」としています。
2024年に行われた別の調査では、宇宙生物学の専門家の58.2%が知的な地球外生命体が存在する可能性が高いと信じていることが明らかとなっています(2025年1月14日付Nature Astronomy)。2025年12月には、イギリスのトップ宇宙科学者マギー・アデリン・ポコック氏が、今後50年以内に地球外生命体の証拠が発見されると「絶対に確信している」とし、「進化してコミュニケーションできる何かが見つかるかもしれない。もちろん、彼らの技術は私たちのものよりはるかに優れているかもしれない」と発言したことが話題となりました。
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