2026年2月号記事
AIやファスト教養全盛の時代だからこそ大切になる
体験的にひもとく『知的正直について』
今の時代に、知的に正直であるとは何を意味するのか。
ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ(HSU)で教鞭を執る松本智治氏が自らの体験を元に語った。
松本 智治

AIブームが止まらない。今や、資料をアップするだけでデータを分析したり、音声の文字起こしや解説動画まで作ってくれたりと、10年前では想像もしなかったような現実が日常化している。
こうした技術の進歩と並行するように、数年前から「ファスト教養」という言葉が流行している。
オリジナルの古典を丁寧に読むのではなく、YouTubeの解説動画を倍速で観ることで、サクッと効率よく元ネタの情報をかいつまんで、会話を盛り上げるというものだ。
「今時、人との会話で知的にマウンティングを取るのに、苦労して勉強する必要はない。たった数分の動画を見たり、AIにちょっと聞いてみたりするだけで、何でも知っていると装える」──。
そんな風潮さえ感じられる現代において、「知的正直」などと言うと、いかにも要領が悪く、鈍臭い感じが漂うかもしれない。
読書は人生を底上げする
しかし、自分に正直に生きた時、人は最後、自分の人生に納得がいくものだ。うすうす自覚しつつも、自分をごまかして、借り物の人生を生き、歳月を経てから後悔しても、時間は戻ってこない。
それは読書についても言える。一見遠回りに見えるかもしれないが、読書と誠実に向き合った時に得られるものは、計り知れず、人生を底上げする。
大川隆法・幸福の科学総裁の近著『知的正直について』を基に、ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ(HSU)の松本智治氏に「知的正直」であることの価値について訊いた。
※文中や注の特に断りがない『 』内の書籍は、全て大川隆法・幸福の科学総裁著、幸福の科学出版刊。
Book

"雑情報"で自分を飾っていないか
「自分をごまかさない精神」が「信用」を生む
「わかった」と思う魔境を乗り越える
精読し、再読する「愛読書」をつくる



















