菅首相は23日、沖縄県の仲井真弘多知事と約30分間の会談を行ったが、普天間基地移設問題には触れず終いだった（23日付読売新聞）。わずか2日前の「日米安全保障協議委員会（2プラス2）」では、日米両政府が、名護市辺野古にＶ字型に２本の滑走路を配置する代替施設の建設を正式合意したばかり。この日の会談は、急遽、昼食会に変更されたが、これは県外移設を訴える同知事が日米の合意内容についての協議には応じない姿勢を示したものとも見られる。

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